水やお酒に入れるだけでさわやかになるペパーミント。
ペパーミントは、刺激的な味がしますが甘いものとの相性が良いためスイーツなどにもよく使われています。
ペパーミントをお風呂に入れてミント風呂にすると、疲労回復や血行促進の効果があるといわれています。
そんな、ペパーミントを家庭で育ててみてはどうでしょうか?
独特なにおいがあるため虫が付きにくく育てやすいので家庭菜園におすすめです。
今回は、ペパーミントの栽培方法を紹介します。
目次
ペパーミント栽培をするのに最適な時期は?
ペパーミントを育てるのに最適な時期はいつなのでしょうか?
夏の暑い時期に、ペパーミントでさわやかさを感じたい人におすすめの種まきの時期を紹介します!
ペパーミントの種まきや植え付けの時期
種まきの時期:3月~7月
ペパーミントは、暖かい季節を好むため春~初夏に種まきをするのがおすすめです。
冬に枯れてしまうこともなく、翌年も収穫することができます。
植え付けの時期:4月~5月、9月~10月
苗を購入して栽培する場合は、春植えと秋植えができます。
夏の時期にミントを収穫するのがおすすめなので4~5月に植えるのがおすすめです。
ペパーミントを栽培するのに最適なプランターのご紹介
ミントを育てるのに最適なプランターはどんなものでしょうか?
今回は、ペパーミントをベランダで栽培するのにおすすめのプランターを紹介します。
最適なプランターの深さ
直径20cm~30cmの深型プランターがおすすめです。
ペパーミントは、成長しやすく広い場所で栽培するとどんどん大きくなってしまいますので、大きすぎない丸型のプランターで育てましょう。
ペパーミントを栽培するのに適した土のご紹介
プランターを決めたら、土を用意しましょう。
たかが「土」ですが様々なものがあります。
初めに、ペパーミントの栽培に適している土を紹介します。
ペパーミントは、乾燥が苦手なハーブです。
保湿性の高い「土」を使って栽培するようにしましょう!
おすすめの土その1:ハーブ用の培養土
培養土には、初めから肥料が含まれているので元肥(もとごえ)を用意する必要がありません。
家庭菜園初心者の方や土づくりはしたくないという方は、培養土を使いましょう。
ハーブ用のものがない場合は、野菜用の培養土でも大丈夫です。
おすすめの土その2:赤玉土+腐葉土
土づくりをする場合は、赤玉土と腐葉土を6:4の割合で混ぜましょう。
赤玉土には、小粒・中粒・大粒などさまざまな粒のサイズがあります。
土が小さいほど保水性が優れているので、ペパーミントの栽培には小粒~中粒のものを選びましょう。
土だけでは成長のために必要な栄養が足りないので、元肥を混ぜ合わせます。
元肥は、時間をかけて栄養分が溶け出す緩効性の肥料を選ぶのがおすすめです。
有機栽培にこだわる場合は、有機栽培用肥料を使うようにしましょう。
ペパーミントを栽培するのに適した水やり方法
ペパーミントは、乾燥が苦手なハーブなので水やりが大切です。
適した水やり方法や水やりのタイミングを紹介します。
種まき後の水やり
ペパーミントは種が小さく、水で流れてしまう可能性があります。
水やりは、種が流れしまうことのないように注意して行いましょう。
ジョウロで丁寧に行うか、霧吹きなどで水やりを行うのがおすすめです。
乾燥させてしまわないように注意しましょう。
成長してからの水やり
乾燥する前に1日1~2回(朝・夕)するのがおすすめです。
成長してからは、土が乾燥してしまわないように注意して水やりをしましょう。
水やりは、プランターの底から水が出るぐらいが適量です。
夏の暑い時期は、日差しが強くすぐに乾燥してしますので、日陰にプランターを置くようにましょう。
ペパーミント栽培で害虫対策や注意したい点
ペパーミントは他の野菜の栽培の時に虫よけの効果がある
といわれるぐらい虫の付きにくいハーブですが、実はアブラムシなどの虫が付いてしまいます。
少しでも虫を減らすことのできる害虫対策も紹介します。
ペパーミントの害虫対策
ハーブは虫の付きにくいハーブですが、全くつかないわけではありません。
虫を見つけた場合は、テープなどに張り付けて退治しましょう。
多く見られるアブラムシ対策としておすすめなのは、炭を作るときに出た水蒸気などを集めて作った「木酢液」を薄めて散布する方法です。
強いニオイがするのでアブラムシが付きにくくなります。
ペパーミント栽培での注意点その1:乾燥させない
乾燥が苦手なペパーミントを栽培するときは、土の乾燥に要注意です!
日当たりの良い場所にプランターを置いているとすぐに土が乾燥してしまいます。
乾燥対策として日陰にプランターを置くようにしましょう。
また、水やりも土の様子を確認して行うようにしてください。
ペパーミント栽培での注意点その2:剪定をする
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ペパーミントは、成長すると根元から新しい葉が生えてきます。
新しい葉を成長させるためにも、葉の色が黄色くなったり大きく成長してしまったりした場合は、
土から3cm~5cmの位置でバッサリ切ってしまいましょう。
ハーブは、花をつけてしまうと葉が固くなり枯れていってしまいます。
葉を使いたい場合は、花をつけてしまわないようにツボミや花芽を見つけた場合は、切ってしまいましょう。
まとめ
今回は、ペパーミントの栽培方法を紹介しました。
ペパーミントは繁殖しやすく栽培しやすいハーブです。
乾燥が苦手なので、水やりにさえ注意すればうまく栽培することができます。
自分で育てたーペパーミントで、ハーブティーを淹れてみてはどうでしょうか。
たくさん収穫した場合は、ペパーミント風呂にしてみるのもおすすめです☆
ミントの香りでさっぱりできるはずです。
家庭菜園初心者の方でも簡単に栽培することができるので、ペパーミントを育ててみてはいかがでしょうか。
