バジルは、家庭料理でも活躍してくれるハーブで、パスタやピザ、カプレーゼなどあるだけで料理をおしゃれにしてくれます。
それにバジルは、栽培しやすいため家庭菜園初心者にもに向いています。
今回は、そんなバジルの栽培方法を紹介していきますね~
目次
バジル栽培をするのに最適な時期は?
バジルをプランターで育てる場合は、何月から栽培を始めればよいのでしょうか?
バジルの種まき時期
バジルの最適な種まきの時期は、3月中旬~6月下旬になります。
バジルは、春まきの植物なので、温かい季節が好きなので温かくなり始めた頃が種まきに適しています。
種が小さいので種まき後の水やりは、種が深く潜ってしまうのを防ぐためにも霧吹きなどで行いましょう。
バジルを栽培するのに最適なプランターの深さやサイズは?
バジルは、大きなプランターで育てれば大きく育ち、小さなプランター育てると収穫量は減りますがかわいらしく育てることができます。
育てる目的や育てる場所でプランターのサイズを選んでもいいかもしれません。
バジルは根を張る為、小さいプランター、大きいプランターで育てるにしてもプランターの深さは30㎝以上のものを選ぶといいでしょう。
そして次に、大きなプランターで育てる場合と小さなプランターで育てる場合の良い点や注意点を紹介します。
この投稿をInstagramで見る
小さなプランターで育てる場合の最適な大きさ
直径15cmぐらいの丸形のものを選びましょう。(深さは30㎝以上)
小さなプランターは、置くスペースを取らないため置く場所がなくても大丈夫です。
マンションなどで育てる場合におすすめになります。
また、小さなプランターは、軽いので運びやすいのもメリットです。
しかし、小さなプランターのデメリットは、土が少ないため乾燥してしまいます。
バジルは乾燥に弱いためこまめな水やりが必要になるので注意しましょう。
大きなプランターで育てる場合の最適な大きさ
直径30cmぐらいの丸形のものを選びましょう。(深さは30㎝以上)
スペースが広いため、根をしっかり張ることができ大きく育つので、収穫できる量が多くなるのがメリットです。
しかし、大きなプランターは土を入れると重くなるので、できるだけ運びやすくするためにプラスチック製の軽いプランターを選びましょう。
バジルを栽培するのに適した土や水やり方法は?
次に、プランターでバジルを栽培するのにおすすめの土を紹介します。
また、バジルは乾燥に弱いため水やりが大切でなので、適した水やりの方法も紹介していきます。
この投稿をInstagramで見る
バジルを栽培するのに適した土
バジルを栽培するのに適した土は、野菜栽培用の培養土になります。
培養土の中でも有機物が多く含まれている湿り気の多いものを選ぶのがおすすめです。
また、自分で土をつくる場合は、小粒の赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜて使用しましょう。
ハーブ用培養土も販売されているので、専用の培養土で育てるのもおすすめです。
肥料として堆肥が含まれている有機栽培用の培養土も販売されているのでこだわりたい場合は、有機栽培用の土を選びましょう。

バジルを栽培するのに適した水やり方法
バジルは、暑いのは大好きですが乾燥が苦手で、湿っている土を好みますので、水やりは欠かさずに毎日しましょう。
水やりのタイミングは、季節によってことなります。
春と秋は、1日1回が目安
夏は、1日2回(朝と夕方)が目安になります。
種まき直後の水やりは、種が深くまで潜ってしまうのを防ぐためにも霧吹きで行いましょう。
また、水やりの回数はあくまで目安になりあす。
プランターでの栽培の場合は、乾燥しやすいので土の様子を見て水やりの回数を調整しましょう。
バジル栽培で注意したい点や害虫対策
バジルは暑さや湿気に強いため栽培のしやすいハーブですが、栽培で注意したい点や栽培がうまくいく!という点を紹介します。
また、バジルは害虫の付きやすい植物なので害虫を少しでも減らすための対策を紹介していきます。
バジル栽培での注意点1
バジルは太陽の光が大好きな植物ですが乾燥が苦手です。
春や秋は日当たりの良い場所にプランターを置いて栽培するのがおすすめです。
夏は日差しが強く乾燥をすぐにしてしまうので、軒下などの半日蔭にプランターを置いて育てるようにしましょう。
バジル栽培での注意点2
バジルは成長が早く背丈も高くなり、その成長には栄養が必要となってきます。
バジルの成長期には欠かさず肥料をやるようにしましょう。
手を汚さずに与えることのできる液体肥料を、1週間に1回程度与えるのがおすすめです。
バジル栽培での注意点3
バジルを育てる場合は、先端の芽を切る「摘心」をしましょう。
摘心をすることで脇芽が成長して葉の量を増やすことができます。
摘心は、葉が10枚程度まで成長したら行いましょう。
清潔な剪定バサミで葉が4枚程度残るように切にしましょう。
バジル栽培の害虫対策
バジルには、アブラムシやコバエ、バッタなどが寄ってきます。
黒い粒が葉から見つかった場合は、害虫の被害を受けた可能性があります。
目に見える虫は、つまむかテープでくっつけて早めに駆除しましょう。
「ニーム」と呼ばれる果実を使った農薬(植物性の農薬)を使用することで虫が寄り付かなくなります。
植物性の成分でつくられているので、安心して使用できます。
炭をつくるときにでた蒸気などを集めて作られた「木酢液」を薄めて散布するのもおすすめです。
強いニオイがあるのでアブラムシなどの虫が付きにくくなります。
まとめ
今回は、ハーブのなかでも料理に活用しやすい「バジル」について紹介しました。
バジルは、太陽が好きで成長がはやく育てやすい植物です。
乾燥には弱いので、土の様子を確認して水やりを忘れなければすくすくと育てることができます。
家庭菜園初心者の方でも今回紹介した、注意点や害虫対策さえすれば大丈夫ではないでしょうか。
自分で育てたバジルを使ってつくった料理はいつもよりおいしいはずです!
ぜひ、バジルの栽培にトライしてみてくださいね。
